タレントのビートたけしがこのほど、ソニー生命保険のCM撮影に臨んだ。撮影後に同社の嶋岡副社長の頭をピコピコハンマーでたたき、スタジオを盛り上げた。

左から、ソニー生命の萩本社長、ビートたけし、同社の嶋岡副社長

18日から全国で放送されるたけし出演のCMは「ホンネで話す価値がある 家族編/人生編/ライフプランナー編」の3編。"ホンネで話す価値がある"をメインコピーに、たけしが「人生に幸せなんて求めること自体、勘違いなんだよ。」「人が生きていくことは大変なのか簡単なのか分からない。」など、人生観・死生観を語り、物事の本質を切り出す内容となっている。

たけしは保険が嫌いだと言い「ライフプランナー」編では、「何だっけ?ライフプランナーって。本気で人のために働くやつなんているの?」など、生命保険会社のCMとは思えないフレーズも飛び出す、挑戦的なCMに仕上がった。

撮影当日は、黒のタートルネックに、黒スーツというシックな姿でスタジオ入りしたたけし。静かにカメラに語りかける姿に、監督からは「いいっすねー!」と感嘆の声が上がった。

撮影の合間には、タップダンスのステップを踏んだり、撮影の手法について、スタッフと談笑する場面も。目線の向きを「こうしてみるものいいんじゃない?」と発案するなど、こだわりのCMが完成した。

CM撮影後は、真剣な表情から一変し、ソニー生命の経営陣と和やかなムードで記念の写真撮影。たけしがピコピコハンマーを手に、同社の嶋岡副社長の頭をたたくと、副社長も舌を出して応じ、スタジオ中が笑い声に包まれた。

ソニー生命新CMメイキング写真

ソニー生命新CMより