5月1日より公開される人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクト『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』のニュース風CMが公開された。

『THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦』のメインビジュアル

「たった今入ったニュースです。自衛隊から強奪されたヘリが都内を襲撃しました」と、緊迫した表情で女性アナウンサーが伝えるニュースから始まる本CM。続く映像では自衛隊のヘリが空中で戦闘を繰り広げ、警視庁パトレイバー中隊が巨大人型ロボット・イングラムとともに出動する姿が捉えられている。

実はニュースを読み上げていたのは、2月27日にフジテレビの女性アナウンサーとして初めて定年退職を迎えたことも話題になった、ベテランアナウンサーの益田由美。『なるほど!ザ・ワールド』などで"ひょうきん由美"の愛称でお茶の間の人気者になった彼女だが、今回はシリアスなアナウンサー姿を披露した。CMの最後は、「以上続報は劇場にてお確かめください」と締めくくられ、映画への期待を大いにあおる内容になっている。


『THE NEXT GENERATION パトレイバー』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井守監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で構成。

5月1日に公開される長編劇場版は、総監督である押井氏が監督・脚本を務め、最新鋭4Kカメラで撮影された高精細映像と、日本映画初となるドルビーアトモスによるサラウンド音響で制作されている。1,000万人を人質に東京を蹂躙するテロリスト集団を相手に、特車二課の隊員たちが立ち向かっていく物語が描かれ、現実の国際政治上も緊張状態の続く東アジア情勢も背景に、日本映画の枠に収まらない壮大なスケールの作品に仕上がっているという。

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