ハワイで出会った「リリコイバター」は、そのおいしさから忘れられない一品だ。リリコイとはパッションフルーツのこと。レモンカードのパッションフルーツ版、といえばイメージがわくだろうか。

パッションフルーツの酸味に濃厚な甘みが加わり、パンやクラッカーに塗ればやめられない、とまらないのおいしさ。なかなか日本で見かけることはなかったのだが、なんと! 沖縄で発見しました!!

沖縄県産パッションフルーツを使用

「琉Q」の「沖縄のパッションフルーツバター」(40g604円・70g1,058円)。琉Qは、沖縄の知恵や恵みで生活を豊かにするモノやコトを紹介していく取り組みとのことで、一般財団法人沖縄セルプセンターが沖縄県内で暮らす障がい者の方々と作り上げているのだという。

「沖縄のパッションフルーツバター」(40g604円・70g1,058円)。パッションフルーツの種も入っている

沖縄のパッションフルーツバターは、沖縄県産パッションフルーツを100%使用。その他、シークワーサー果汁や花見糖、卵も沖縄県産を使って、さらに国産バターを加えてつくったものだ。保存料や着色料は不使用。

蓋を開けると、カスタードクリームを濃くしたようなスプレッドの中に、パッションフルーツの種が見える。スプーンで少量すくって口に運ぶ。パッションフルーツの酸味と程よい甘み、そして種のプチプチとした食感。ハワイで食べたリリコイバターには種が入っていなかったので、こちらは食感のアクセントがあって楽しい。

トーストしたバターに塗ってみる。なめらかですすーっと伸び、塗りやすい。

あわせて購入したのが「塩パインバター」(40g604円・70g1,058円)。海水をかけて栽培した「塩パイン」を使っているといい、風味豊かな味わいが特徴とのこと。この、沖縄県産塩パインに同じく沖縄県産シークワーサー、国産の砂糖や卵、バターなどを加えてつくったスプレッドである。こちらはパッションフルーツバターより濃厚な甘さが印象的。果肉がゴロゴロと入っていて、とてもリッチだ。試しにクリームチーズに加えて混ぜ、クラッカーののせてみた。……これは、いける!! パッションフルーツバターもクリームチーズとの相性は抜群だった。

「塩パインバター」(40g604円・70g1,058円)

今回は那覇空港で購入したが、琉Qオンラインショップでも購入可能となっている。

※価格はすべて税込