北越急行の超快速「スノーラビット」がこのほど運転開始した。あわせて北越急行の列車によるえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインへの直通運転も開始され、越後湯沢発「スノーラビット」が新井駅まで乗り入れる。
北越急行は六日町~犀潟間を結ぶほくほく線(営業キロ59.5km)を運営。1997年の開業以来、越後湯沢駅から北陸方面へ特急「はくたか」が運行されたが、北陸新幹線開業にともない、今年3月13日をもって廃止となった。
翌14日から「はくたかの意志を継ぐ列車」として、超快速「スノーラビット」がデビュー。初日は十日町駅で出発式が行われ、ヘッドマークを掲出して走行したという。同列車は1日1往復の運転で、停車駅は越後湯沢駅・十日町駅・直江津駅。越後湯沢駅9時17分発の列車は直江津駅からえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインへ乗り入れ、新井駅まで運転される(直江津~新井間は各駅に停車)。新井駅から折返しの普通列車も設定された。
ほくほく線では超快速「スノーラビット」の他にも、越後湯沢~直江津間で快速列車(越後湯沢発直江津行1本、直江津発越後湯沢行2本)が運転される。「ゆめぞら」をはじめ、六日町駅止まりとなっている一部列車において、土休日に越後湯沢駅への延長運転も実施。越後湯沢駅での上越新幹線との接続が考慮されたダイヤとなっている。