「ポジティヴ芸人」が日本を変える!?
――3月1日に35歳となった井上さん。アラフォーを迎えての今後の意気込みを聞かせてください
ポジティヴという言葉が流行語になるような日本になるようにしたい。そうすれば、もっと明るくて楽しい世の中になるんじゃないかな。政治家の討論とかも、「いつまでそんなことだらだら言ってんねん」「揚げ足取りじゃなくて、前のことを考えようぜ」と思うわけですよ。皆が前向きに未来を語れるような世の中になるためにも、僕は「ポジティヴの代名詞」として頑張っていきたいと思います。
――「ポジティヴの代名詞」の象徴となる日めくり。どういった人に使って欲しいですか?
ファンのかたはもちろん、僕のことを知らない人にも使って欲しいですね。そして、これを見て「わー! このページ気持ち悪い!」「嫌いや!」と思ったら、そのページを破り捨ててすっきりしてくれればいいんです。日めくりですから(笑)。ネガティブな方は、日めくりを見続けて、僕のポジティヴさが体内に残ってきたなと思ったら破って捨ててください。辞書と同じで、そのページを記憶したら破って捨てる感じです。日めくりですから、捨てていただいてもぜんぜん大丈夫です(笑)。
――最後に、マイナビニュースの読者の方へ、仕事がつらいときにポジティヴになれるアドバイスをお願いします
仕事柄いろいろな職業の方と飲んだり話したりすることが多いのですが、ひとつ言えることは「全ての職業はつらい」ということ。つらくない職業はないんです。しんどくて嘆くこともあるでしょうけど、あなたがと嘆いている僅かな時間に、死ぬほど努力をしている人がたくさんいます。くじけて2~3日ウジウジしているうちにも、前に進んでいる人はたくさんいるんです。そう考えると、時間がもったいないでしょう。今日は落ち込んでもいいから、明日には切り替えて頑張りましょう!
――ありがとうございました!
『まいにち、ポジティヴ!』(ヨシモトブックス/1,000円+税)
よしもとブサイクランキング3年連続首位獲得で殿堂入り! 数々の「負のランキング」を総なめにしながらも、自信満々に「毎日が楽しすぎる」と言い切る井上裕介が、毎日をポジティヴに生きるためのベストオブ31のポジティヴメッセージを指南。 「嫌なことがあった日」「今日はがんばらないといけないと思った日」「本気を出したい日」、そんな日はだまされたと思ってめくってみてください。意外な言葉に救われることもあるかもしれません。レッツポジティヴシンキング!