もうすぐホワイトデー。恋人に手間暇かけてプレゼントを渡した女性の中には、彼からのお返しに期待を寄せている人もいるのではないでしょうか。ですが、2人がつき合って初めてのホワイトデーを迎える場合、男性は彼女からおねだりされたくないお返しがあります。

■ひとり暮らしの彼の自宅の鍵

鍵の形状によっては合鍵を作る費用はさほどかからないかもしれません。ですが、彼の心にかかるプレッシャーが膨大すぎます。

彼の仕事が不規則だから、先に家で待っていたほうが会える回数と時間が増える、鍵を渡しておいてくれたら夕飯を作って待っていられる等、諸事情で合鍵をほしがる女性がいますが、結婚の話すら出ていない段階でほしがると、彼は「自分の意思とは無関係に結婚へのカウントダウンが始まってしまったかもしれない」と、無言の圧力を感じてしまうのです。

「部屋は自分にとって唯一のくつろげる空間だから、たとえ彼女であっても断りもなく誰かが部屋に入られるのは嫌だ」という意見もありました。

■高価な貴金属類やバッグ

「そもそも、バレンタインデーにかけた費用と釣り合いが取れているのか」と男性が疑問を覚えるお返しです。恋人だからこそ身につけるアイテムを買ってほしい、そこそこのバッグを買ってもらえたら結局は長く使えるから等が女性側の本心ですが、男性がもっとも恐れているのは、ホワイトデーのお返しが高額になることの定番化。義務化と言い換えてもいいかもしれません。これにより、楽しみだったはずのバレンタインデーを嫌いになってしまった男性もいるのです。

■「何でもいいよ」

「何もいらない」と言うのではなく「何でもいいよ」という言葉の裏に隠された本音は、「お返しはほしいけど、私が何をほしがっているのか察してね」。つまり、言葉にして伝えなくても自分の気持ちを察してほしいという、自分に対する洞察力を彼に求めているのです。

実際のところ、この「お互いを察しあう心遣い」は、結婚して何年たっても難しく感じている夫婦もいるほどです。それを初ホワイトデーに彼へ求めるのは酷だと言えます。

精神的、金銭的に相手からの過度な見返りを求めるのは、本来のホワイトデー&バレンタインデーの姿ではありません。好きな相手とつき合えているという現実を忘れなければ、お互いに適度なお返しが選べるようになります。また、「お返しは普段、自分が買えないようなお菓子がいい」という女性もいましたが、日頃スイーツを食べない男性を恋人に持つ女性は、ブランド名を指定してあげるといいかもしれませんね。

※写真と本文は関係ありません

著者プロフィール

内埜さくら(うちの さくら)
恋愛コラムニスト。2,000人以上の人物取材の経験で磨かれた、鋭い洞察力が武器。著書は『恋がガンガンうまくいく魔法のフレーズ80』(講談社)。無料のメール恋愛相談は年間200人以上の男女が利用、リピーターも多い。相談を休止中の場合もあるので詳細はブログまで。恋愛コメンテーターとして『ZIP!』(日本テレビ)、『スッキリ!!』(日本テレビ)、『ばらいろダンディ』(MX-TV)などのテレビやラジオ、雑誌にも多数出演。