3月17日にNHK総合で放送されるドラマ『佐知とマユ』(22:00~22:48)の試写会が2日、東京・渋谷の同局で行われ、門脇麦、広瀬アリスが出席した。
足立紳が脚本を手掛けた同ドラマは、日本放送作家協会主催の脚本コンクール、創作テレビドラマ大賞の第38回大賞作品。母に捨てられて生きてきた20歳の佐知(門脇麦)のもとに17歳の家出少女・マユ(広瀬アリス)が転がり込み、2人の奇妙な共同生活を描く。
NHKのドラマは初主演となる門脇は「初めて台本をいただいた時、決して明るい話ではありませんでしたが、最後に希望が湧いてくるような作品になればと思いました。1時間という短い枠の中でリアルに見ている人の気持ちがついていくように、一つ一つのシーンを丁寧に演じたつもりです」とやり切った様子。一方の広瀬は家出少女という新境地にチャレンジしたが「髪の毛も染めてメイクも2時間。つけまつ毛もして自分の中では新しい挑戦でした。人として成長できた作品でもあるますし、お芝居でも学ぶことがありましたね」と満足げだった。
2人は同ドラマで初共演となるが、広瀬の印象について問われた門脇は「日に日に開脚していってマユになっている感じでしたね(笑)。最初にチラッとスタジオですれ違った時からバッチリメイクで、その顔に馴染んでしまってましたが、最後の方で素顔になるシーンがあったんですけど、可愛くてビックリしました!」と広瀬を絶賛。門脇から褒められて思わず笑みをこぼした広瀬も「思った通りの方だと思いましたね。同世代の方と仕事をすることが多いんですけど、佐知がただただマユを見ているシーンがあり、それをできる門脇さんを見ていい刺激を受けました」とベタ褒めだった。