南海電気鉄道は訪日外国人旅行者向けのキャラクター「関空戦士 ラピートルジャー」を発表した。特急「ラピート」をモチーフとしたヒーロータイプのキャラクターだ。

特急「ラピート」がモチーフの「関空戦士 ラピートルジャー」誕生!

「関空戦士 ラピートルジャー」は、訪日外国人旅行者の増加傾向と、個人の外国人旅行者の多くが鉄道を利用していることを踏まえ、難波~関西空港間を結ぶ特急「ラピート」をモチーフに考案。「ラピート」のデザインコンセプトである「レトロフューチャー」に即してスピード感と力強さを表現したという。

全身のカラーは「ラピート」と同じブルー系で統一。頭部を覆うマスクは、「ラピート」前面の特徴的な形状を再現し、側面の前照灯が光るギミックも搭載した。腰のベルトは駅係員や乗務員のネクタイをイメージしたカラーリングで、ベルトのバックルは南海電鉄のコーポレートシンボル。側面には手裏剣のように使用するホイールカッターを装着し、列車の座席シートと同じ柄のマントを羽織っている。

タイ・バンコクで開催される「タイ インターナショナル トラベルフェア#16」(2月25日から3月1日まで)への参加が"初出動"となる予定で、その後は国内外で開催される訪日外国人旅行者を対象としたイベントに登場する予定。デビューに合わせ、特急「ラピート」車体への「関空戦士 ラピートルジャー」ステッカーの掲出も決定しており、3月26日から約1年間、「ラピート」1編成(50004組成)に貼り出すとのことだ。