東京ディズニーランドホテル(千葉県浦安市)は東京ディズニーリゾート内にある、東京ディズニーランドのエントランスから最も近いホテルだ。"夢の国"の中のホテルとあって、同ホテルにはディズニー気分を盛り上げるいくつもの仕掛けが施されている。今回は、同ホテルに泊まることがあればぜひチェックしていただきたいポイントを紹介しよう。
新客室とオリジナルノンアルコールカクテル
同ホテルでは、2月14日から3タイプの新客室が導入された。それぞれのディズニー映画をモチーフにした「ディズニー美女と野獣ルーム」「ディズニーティンカーベルルーム」「ディズニーふしぎの国のアリスルーム」だ。また、3月18日には「ディズニーシンデレラルーム」も登場する。
ディズニー映画の世界に入り込んだかのような新客室。同ホテルの「ドリーマーズ・ラウンジ」では、これら4つの新客室と同じディズニー映画をテーマにしたオリジナルノンアルコールカクテルを提供している。新客室とあわせてどっぷりと映画の世界に浸りたい人にはもちろん、「せっかくだからディズニーらしいものを味わいたい」という人にもおすすめ。また、ノンアルコールだが本格的なグラスで楽しめるため、子どもでも大人気分を味わえる。
「美女と野獣」をテーマにした「マジックローズ」は、ローズシロップとアイスティーが優しく香り、ピーチネクターとオレンジジュースの上品な甘みを楽しめる優雅な味わい。「シンデレラ」をイメージした「ディス・イズ・ラブ」は、ブルーのカクテルに氷を浮かべた涼しげな見た目とソーダの爽快感、グラスのふちに添えられた"ガラスの靴"形のレモンピールが特徴的だ。
「トウィンクル・ティンカーベル」は、映画「ティンカー・ベル」をイメージしたカクテル。軽く混ぜると、ティンカーベルがまとうワンピースの色に中身が変化する。キウイシロップやマンゴージュース、レモンジュースの爽やかな果実感を味わえる一品となっている。
「ふしぎの国のアリス」をテーマにした「マッドティーパーティー」は、ガラスのティーカップでいただく一風変わったカクテルだ。別添えのライチゼリーを注ぎいれると、爽やかな味わいとふしぎな食感がプラスされる。
なお、オリジナルノンアルコールカクテルの価格は各1,240円(税込)で、提供時間は11:30~23:00となる。
ロビーフロアもディズニーでいっぱい
同ホテル3階のロビーにも、ディズニー映画のモチーフがいたるところにちりばめられている。まず出迎えてくれるのは、ミッキーマウスとミニーマウスのブロンズ像だ。ホテルスタッフに声をかければ記念撮影をしてくれるので、まずはここで1枚撮るのもいいだろう。
ロビー中央の噴水には、よく見るとティンカーベルのオブジェが飾られている。注意しないと見過ごしてしまいそうな大きさなので、噴水も見逃さずチェックしよう。
ティンカーベルを見つけたら、上を向いたままぐるりと視線をめぐらせてほしい。ロビー上部にはディズニー映画「ピーター・パン」のアートが飾られており、まるでティンカーベルの"妖精の粉"の魔法で空を飛んでいる気分が味わえるかも。
他にもロビーには、ディズニー映画に登場するさまざまなキャラクターのモチーフを飾った大きなドールハウスもある。お気に入りの作品がどの部屋にあるか探してみるのも楽しい。
また、ロビーへの階段には映画「ふしぎの国のアリス」のアートが飾られている。そのまま進んでメインエントランスを出て左に曲がると、同作をテーマにした庭「アリス・ガーデン」が。不思議な形の緑に囲まれて、静かなひと時を過ごしてみるのも良さそうだ。
客室で"隠れミッキー"を探そう!
パーク内などで、アトラクションやデコレーションのデザインの中にさりげなくミッキーマウスの形が隠れていることがある。この"隠れミッキー"探しは、同ホテルの客室内でも楽しめるのだ。
例えば、先ほど紹介した新客室では、ベッドシーツの柄の中にミッキーとミニーの顔が隠れていたり、ブドウをかたどった立体装飾の中にミッキーの顔の形があったりといった具合。滞在が楽しすぎて眠れないときは、羊を数える代わりに部屋の中で隠れミッキーを探してみては。
いかがだっただろうか。せっかく泊まりがけで東京ディズニーランドに行くのなら、ホテルでの時間も充実させたいものだ。今回紹介した要素はほんの一部。ぜひ自分なりの楽しみ方を見つけていただきたい。
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