マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングはこのほど、首都圏(1都3県)在住で、かつ2年以内に首都圏(1都3県)で行われた結婚披露宴に1回以上参列したことがある20~79歳の男女を対象に、「一般式場(披露宴会場)に関する調査」を実施し結果を発表した。調査は2014年12月4日~7日に行われ、有効回答数は1,000名。

ゲストとして披露宴全体に"かなり満足"できた人29.0%

「会場(式場)スタッフおよび披露宴全体の満足度」

同調査は、調査対象を新郎新婦ではなく、結婚式や披露宴に参列したゲストに絞り、ゲスト目線で参列した結婚式や披露宴に対する意識とその実態を明らかにすべく行った調査とのこと。

そこでまず、「あなたが間近で参列された結婚披露宴について、会場(式場)スタッフおよび披露宴全体の満足度はどの程度でしたか?」と質問したところ、「かなり満足」の割合は、披露宴全体で29.0%、会場(式場)のスタッフについては22.0%にとどまり、大きな満足を得られていない実態が明らかとなった。

「自分も同じ場所で挙げたい」と思う参列者は9.0%

「当該式場で自身の披露宴を行いたいか(未婚・独身者ベース)」

続いて、当該式場で自身の披露宴を行いたいかどうか尋ねた結果、「ぜひ行いたい」という人は1割程度(12.0%)で、「やや行いたい(43.0%)」と合わせると55.0%が「行いたい」と回答した。一方、全体満足度やスタッフ満足度に不満を持っている人は「やや行いたい」と回答した人はわずか9.0%で、「行いたくない」人が9割を超える結果となった。

結婚披露宴に対する重視度と満足度

「結婚披露宴での重視度と満足度の相関図」

続いて、結婚披露宴での重視度と満足度の相関図を見てみると、「控室の使いやすさ・快適さ」や「いろいろなシーンでの写真撮影」などに対する重視度や満足度が低いことがわかった。対して、重視度・満足度ともに高かったのは「料理やドリンクの味や見た目の美しさ」だった。また、重視度が高く満足度が低かったのは「式場スタッフの細やかな配慮」という結果となった。

新郎新婦の親族など、直近で参列した際の式場に対する感想としては、「暑い時期だったが、更衣室や控室がかなり高温でたくさん汗をかいた。その記憶が一番残っている」(男性60代以上)、「係の案内声掛けなど不十分」(女性50代)など、控室の使用や式場スタッフの対応に対する不満が寄せられた。また、仕事関係者や友人として出席した際の感想としては、「料理のサーブが雑だった。持ち帰り用の花は紙で包んだだけで、下から水が漏れてくるのに袋の用意がなかった。景色は良かったと思う」(女性20代)、「建物の雰囲気や会場は良かったが、披露宴では、頼んだドリンクがなかなか出てこなかったりしたのが残念でした」(男性40代)、「すべてまあまあ」(女性60代以上)など、スタッフの配慮の足りなさを不満に思った意見などが寄せられた。