新成人の81%が、政治に期待せず - 68%が「自分たち世代が日本を変えたい」

マクロミルは、2015年に成人式を迎える全国の新成人を対象に「2015年 新成人に関する調査」を実施した。調査は2014年12月9日～10日にかけて行い、男性250名、女性250名から有効回答を得た。

「日本の未来」は3割が「明るいと思う」と回答

「日本の未来」についてどう考えているか尋ねたところ、34%が「明るいと思う(明るいと思う+どちらかといえば、明るいと思う)」と回答した。その理由を尋ねると、「東京オリンピックが開催されるから」「景気が良くなっているから」「日本には技術力があるから」などのコメントが多くあげられた。

「自分の未来」についてどう考えているか聞くと「明るいと思う(明るいと思う+どちらかといえば、明るいと思う)」と68%が回答した。その理由として「目標に向かってがんばっているから」「資格を取得するから」などがあげられた。一方、「未来が暗い」と思う理由では「就職できるか心配」「先が見えないから」などが多かった。

これからの日本の政治にどの程度期待できるか尋ねたところ、「期待できない(期待できない+どちらかといえば、期待できない)」と81%が回答し、「期待できる(期待できる+どちらかといえば、期待できる)」と回答した人は19%にとどまった。

また、自分たちの世代が日本を変えてゆきたいと思うか聞くと、「そう思う(そう思う+ややそう思う)」と68%が回答した。具体的には「少子高齢化社会をなんとかしたい」という意見が非常に多く、また「暮らしやすい国にしたい」「活気のある国にしたい」といった意見も寄せられた。

今後の活躍を期待・応援している新成人について尋ねたところ、「羽生結弦(フィギュアスケート選手)」が42%で最も多かった。次いで「大谷翔平(プロ野球選手)」(27%)、「佳子さま(佳子内親王)」(25%)となっている。トップ10以内にはその他にも「藤浪晋太郎(プロ野球選手)」、「萩野公介(水泳選手)」などアスリートが多数ランクインした。