リコーはこのほど、国内リコーグループを対象に、社内での喫煙、及び就業時間内の喫煙を全面的に禁止したことを発表した。

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契約社員やパートタイマーも対象に

同施策は、同グループの従業員の健康障害防止・健康増進と、社内における受動喫煙(喫煙しなくても、他人のたばこの煙を吸ってしまうこと)の防止を狙いとしている。

全面禁煙化となる範囲は、同グループが所有もしくは賃借するすべての敷地・建物内。同社関係者だけでなく各社・各事業所を訪れる全ての人が対象となる。

また、勤務時間内の休憩時間を除く標準勤務時間での社内、外出先、出張先、移動中を含めたあらゆる場所での喫煙を禁止する。対象となるのは、同社国内各社全役員・正社員だけではなく、契約社員、パートタイマーなど直接雇用関係にある従業員。

同社ではこれまで、同施策実施のために、喫煙者への禁煙支援をリコー三愛グループ健康保険組合が産業医、保健師の指導のもと進めていた。禁煙補助薬の購入補助・治療費補助や、保健指導も行っている。

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