経済産業省 資源エネルギー庁が17日に発表した石油価格調査(15日時点)によると、レギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より2.9円安い152.4円となり、22週連続で値下がりした。152円台は2013年7月8日(152.7円)以来約1年5カ月ぶり。

原油価格の下落に伴い、石油元売り会社が卸価格を引き下げたことなどが影響した。なお、下げ幅は前週より0.8円拡大した。

都道府県別に見ると、前週に続いて全47都道府県で値下がりした。最も高かったのは鹿児島県の160.3円(前週163.3円)で、以下、長崎県の159.5円(同162.5円)、高知県の159.0円(同163.1円)と続いた。

ハイオク1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より3円安い163.2円で、22週連続の値下がり。軽油1リットル当たりの全国平均小売価格は前週より2.7円安い132.2円で、同じく22週連続の値下がりとなった。

灯油18リットル当たりの店頭価格は前週より40円安い1,760円で、17週連続の値下がりとなった。