ソフトバンク・ペイメント・サービス(以下SBPS)は10日、イーディフェンダーズと提携し、イーディフェンダーズが提供するオンライン事業者向けの損失補填サービス「チャージバック保証サービス」の取扱いを開始した。
チャージバックとは、なりすましやカード盗用など第三者によるクレジットカードの不正利用により、カード名義人が利用代金の決済に同意しない場合、クレジットカード会社がその利用代金の売り上げを取り消すことだという。EC市場の拡大とともにクレジットカードの不正利用が急激に増加する中で、2013年8月1日にVISA国際チャージバックルールが導入され、国内カード取引においてもクレジットカード会社が一方的に不正利用に対する支払いを拒否できるため、チャージバックが発生した場合は、今まで以上にオンライン事業者の被害リスクの増加が予想されるという。
SBPSは、チャージバック発生時のオンライン事業者の損失を最小限にする保証サービス「チャージバック保証サービス」を提供することで、事業者の被害リスクの軽減に貢献するとしている。
「チャージバック保証サービス」は、毎月一定の保証料を支払うことにより、オンライン事業者のチャージバックによる被害を保証する。なお、同サービスを申込みの際は、イーディフェンダーズとの契約が必要となるという。
「チャージバック保証サービス」の特長
システムの連携が不要
- 面倒なシステムの連携がないので簡単、スピーディーに加入できる
モール出店サイトにも導入可能
- 自社サイト以外に複数のモールへ出店している場合でも、まとめて契約することでモール出店サイトのチャージバックも保証することが可能
不正対策に関する情報提供
- 最新の不正対策やチャージバックによる被害事例などの情報も提供する
「チャージバック保証サービス」の基本的な流れ
今後も、SBPSとイーディフェンダーズは、オンライン事業者が安心してビジネスを展開できるサービスを充実させ、より付加価値の高いサービスの提供を行っていくとしている。