今年9月に放送を終了したフジテレビ系のリアリティ番組『テラスハウス』が、『テラスハウス クロージング・ドア』として2015年2月14日公開に向けて映画化されることが10日、発表され、予告映像が同日に公開された。

映画『テラスハウス クロージング・ドア』(劇中写真は扉を開けて驚く菅谷哲也)

2012年10月にスタートした『テラスハウス』(全98話)は、「台本は一切ございません」をうたい文句に男女6人の共同生活を追ったリアリティ番組。AKB48の北原里英が出演したことでも話題になり、総勢22人の若者が海を望むシェアハウスで過ごした。23時台では高水準の最高視聴率9.1%を記録し(3月31日)、記録番組のYouTube公式チャンネルのトータル再生回数は2億回を突破(2014年12月8日現在)。関連商品のサントラは3作品合計で25万枚以上、公式本は発売直後に7万部を超えるなど、人気を博した。

2014年9月29日の最終回。放送直後からネットには終了を惜しむ声が数多く上がったが、一方で"意味深エンディング"に関してさまざまな憶測も飛び交った。テラスハウスで最後の1人となった"てっちゃん"こと菅谷哲也。彼が扉を開けて外に出ようとした時に驚きの表情を浮かべて番組は終了する。Twitterでは放送直後から「最後の顔なに?!」「何を見たの?」「続編があるかのような」「新しい始まりを意識した顔の演出」「みんないたとか!!」と盛り上がった。

一部の視聴者が察していたとおり、今回の映画ではその後に続く「本当のラスト」が描かれる。菅谷の視線の先にいたのは1人の女性。彼女も含めた新たな5人が住人に加わり、『テラスハウス』の再開から菅谷の"卒業"までの日々を追う。太田大プロデューサーと松本彩夏プロデューサーいわく、内容は「相変わらず、ただただ記録したもの」。番組スタート時から参加し、多くの仲間たちの旅立ちを最後まで見送ってきた菅谷の「テラスハウスで、やりのことしたことは『卒業』」の一言がきっかけで、このプロジェクトが動き出したという。

また、続編をテレビではなく映画にしたのは、「最後の最後は、劇場という閉ざされた場所で、大切な人とともに、または『テラスハウス』を好きでいてくださる方々同士で、同じ時間と空間で想いをシェアしていただきたい」という思いから。今のところ出演者として発表されているのは、菅谷哲也に加えて、ウィンドサーファーの伊東大輝と結ばれてテラスハウスを去った島袋聖南の2人のみ。映画化発表と合わせて公開された予告映像は、テレビ版のエンディングと同様に"意味深"なシーンで構成されている。

映像の冒頭は、扉を開けて「えっ!」と驚く菅谷のリアクションと、視線の先に立つ1人の女性の後ろ姿。そして、「あの日からずっと、テラスハウスは続いていた」というコピーに続いて、「俺、(テラスハウスを)出るんですよ」「でも、テラスハウス終わらないみたいで」のやりとり。場面は変わり、菅谷の「テラスハウスに住んでるの、今」という報告に、今井華と筧美和子は「マジで言ってんの!?」と驚く。

テラスハウスでの生活を再開した菅谷は、キッチンで女性と一緒に楽しげに料理を作り、映像には「てっちゃん、テラスハウス最後の恋」「最後の最後に奇跡は起きるか?」の文字。「かわいい人で」「モテ期来た」とのろけたり、女性から「一緒に(お風呂)入る?」と言われて「しょうがねーなー」と返したり、"テラスハウス最後の恋"が描かれている。また、今井洋介の「新入り2人がかわいくて」「ワンチャンあるんじゃないかって俺は思ってる」、島袋聖南の「私、テラスハウスに行きたいんだ」など波乱の展開を予感させるシーンも収められている。


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