暮らしのアイデア投稿サイト「暮らしニスタ」はこのほど、「暮らしニスタ大賞 2014」の受賞者を発表した。

主婦の3大トレンドは「キャラ弁」「DIY」「おうちカフェ」

「暮らしニスタ」とは、楽しくすてきに暮らすアイデアを持った主婦のこと。同サイトは、暮らしの中から生まれたアイデアを持ち寄り、シェアする投稿プラットフォームとなる。WEBソリューション事業を展開するウィルゲートと、主婦の友社が業務提携し、2014年9月にグランドオープンした。

同賞には、120名の主婦がエントリーし、828本の応募アイデアが寄せられた。選考会では、「オリジナリティがあること」「家族との暮らしが見えること」「誰でも真似できること」の3点を基準に審査。各賞は、グランプリ(賞金10万円)が1名、準グランプリ(賞金5万円)が4名、入賞(賞金1万円)が20名の計25名となる。

「グランプリ」は前田亜沙美さんが受賞。現在までに1,600名以上の受講者を持つ"キャラ弁"講師でもある。弁当が高く評価されただけでなく、DIYや庭作りや食育など、家族とのていねいな暮らしを自然体で楽しむバランスの良さが好感度につながり、グランプリを受賞した。

前田亜沙美さん(グランプリ)のアイディア。左が「楽しくかわいくウォールデコしたトイレ」、右は「オリジナルキャラクター"魔女っ子ちゃん"でハロウィンのお弁当」

おくやままさみさん(準グランプリ)は、身近なもので生活をワクワクさせるアイデアで審査員が絶賛。雑巾を作ることで自分が楽しいだけでなく、子どもが積極的に手伝うようになるなど、作品と子育てをつなげているところが高評価となった。

おくやままさみさん(準グランプリ)、左が「100均グッズをリメイクした、おうちカフェのテーブル」、右は「子どもでも使いやすい、はぎれを使ったぞうきん」

なが みちさん(準グランプリ)は、"DIYの達人"。安っぽく見せない技術とおしゃれなセンスは、誰もが納得のレベルの高さという。親子で物づくりを楽しんでいる様子も高い評価を得た。

なが みちさん(準グランプリ)のアイディア。左が「建売住宅の洗面所をセルフリフォーム」、右は「トミカを走らせて遊びながら収納できる棚」

中島英美さん(準グランプリ)は、独学でフランス菓子の作り方をマスターした、スイーツ作りの達人。また、手芸やアクセサリー作り、写真撮影も、プロをうならせる腕前という。さらに、毎日の暮らしや子育てにもていねいに向き合う姿勢と、ハートフルなアイデアが評価されての受賞となった。

中島英美さん(準グランプリ)のアイディア。左が「パウンド型で焼いたミニ食パンで作るフレンチトースト」、右は「100均グッズとはぎれで作るクリスマスオーナメント」

鵜浦章乃さん(準グランプリ)は、いつもの食材、いつもの料理がちょっとした工夫で生まれ変わることを披露。働くママにもうれしいアイデアや、体にやさしいおやつなど、ママの愛情がたっぷり感じられることが高評価のポイントとなった。

鵜浦章乃さん(準グランプリ)のアイディア。左が「朝ぐずりがちな子供には前の晩にキャラ弁を作る」、右は「子供が苦手なブロッコリーの茎を入れたマフィン」