江崎グリコはこのほど、「OLのクリスマスと社内コミュニケーション」に関する意識調査の結果を公表した。
同調査は、同社が発売するビスケット菓子「ビスコ」が、2年連続クリスマスにふさわしいお菓子としてグリーンランド世界サンタクロース協会より公認を受け、クリスマスパッケージの限定商品である「サンタビスコ」を11日に発売することを記念して実施したもの。全国の20代から30代の独身OL300人を対象に、インターネットを通じて行った。
サンタを信じる/信じないで意外な差が
「職場で男性にモテる方だ」という質問に対し、「サンタクロースを信じていた」人の方が、自身がモテるという認識を持っている人が多い結果となった。
「サンタクロースを信じたことがない」と回答した人には、恋人がいた経験がない人が約1割、現在恋人がいない人の割合も、最も多いという結果となった。さらに、小学5~6年生頃まで信じていた人は、モテるという回答数が最も多く、現在恋人がいる率も高いという結果だった。
「サンタクロースを信じていたことがある人とそうでない人の各項目に対する満足度」を調べた。その結果、「人生全般」「恋愛・結婚」「仕事」「アフター5や休日の充実度」「対人関係」と、全てにおいて信じていた人のほうが満足度が高いことが分かった。特に、「アフター5や休日の充実度」や「対人関係」は、約2倍もの差があった。
20代、30代に分けてみると、30代はサンタクロースを信じていた期間が短い割合が高いことがわかった。年齢を重ねるに連れて既婚割合が高まるため、年齢を重ねた独身OLほど、サンタクロースを信じていた期間が短い人の割合が増えているとしている。
クリスマスはもはや楽しくない?
今年のクリスマスの予定について、「恋人と過ごす」は38.7%、「家族と過ごす」が25.0%、3番目に多かった答えは「残業」の22.7%だった。また、全体の半数は「クリスマスを楽しみにしていない」という結果になった。
クリスマスに、会社の人にギフトを渡すことを想定した調査を行った。その結果、「お菓子をプレゼントしたい・またはもらいたい」が多い結果となった。さらに、"お菓子"の中でも、「クッキー・ビスケット」をプレゼントしたい、またはもらいたいという回答が、全体の44.3%という結果となった。
"お菓子"をデスクの引き出しに入れている人、"お菓子"を日頃からあげたり、もらったりすることが多い人は、「社内は和気あいあいで、仲が良い方だ」、「職場環境に満足している(働きやすい)」、「上司や先輩、同僚や部下、後輩との関係は良好」との回答が多かった。