伝説のポップグループ"ザ・フォー・シーズンズ"の実話を描いたクリント・イーストウッド監督最新作『ジャージー・ボーイズ』(公開中)のエンドロール映像が10日、日本限定で公開された。

日本限定で公開されたエンドロール映像の1シーン

このたび公開されたのは、本編のフィナーレを飾るエンドロール映像。本作を鑑賞した著名人やマスコミ関係者から称賛の声が上がり、一般の鑑賞者からも「人生ベスト5に入る作品」「予想を上回る素晴らしい映画! ラスト20分は鳥肌モノ!」など、ブログやツイッターで感動と共感の書き込みが殺到しており、その反響の多さから、日本だけ特別にエンドロール映像が公開されることになった。

エンドロールの演出に関して、イーストウッド監督は「ミュージカルなら、カーテンコールで全員が出てきて拍手に応えるが、映画では普通しない。そこで俳優たちが、ザ・フォー・シーズンズの大ヒット曲に合わせて歌い踊るという、華やかに終わらせるシーンを思いついたんだ」と説明し、「みんな、大いに楽しんでくれたよ。クリストファー・ウォーケンまで、タップを踏んでるんだ(笑)」と楽しそうに語っている。

なお、ザ・フォー・シーズンズは、代表曲「シェリー」の大ヒットを皮切りに、3曲連続で「ビルボード」1位に輝き、全米チャートをにぎわせた曲の数は71曲、売り上げたレコードは1億7,500万枚以上、1990年には「ロックの殿堂」入りを果たした人気ポップグループ。本作では、愛され続ける名曲と共に、彼らの友情と夢、栄光と挫折、再生の実話を、同じ時代を生きてきたイーストウッド監督が描く。

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