リスクモンスターは29日、第2回「金持ち企業ランキング」を発表した。同調査は決算書の記載に基づき算出したNetCash(※)により分析、2013年4月期決算以降から2014年9月4日時点での開示期間、金融機関(銀行、証券会社、保険会社等)を除く決算短信提出企業3,515社を対象にしたもの。

※NetCash=現預金-(短期借入金+長期借入金+社債+1年以内返済の長期借入金+1年以内償還の社債+割引手形)

1位、2位は昨年と変わらず

1位となったのは昨年同様「ファナック」(NetCash 8,236億円)で、山梨県で生産用機械器具を製造する。2位も昨年同様「キヤノン」(同 7,861億円)と続き、以下、3位「ヤフー」(同 4,826億円)、4位「任天堂」(同 4,742億円)、5位「大塚ホールディングス」(同 3,875億円)となった。

第1回と比べると、上位2社(ファナック、キヤノン)は変動なしという結果に。同社は「3位との差が約3,000億円あることを考慮すると、当面は2強状態が続くことが予想される」としている。

第2回「金持ち企業ランキング」