マツダは17日、タイの車両生産拠点である「オートアライアンス(タイランド)」(AAT)において、オーストラリア向けに新型「Mazda2」(日本名「デミオ」)の生産を開始したと発表した。

新型「Mazda2」。写真は日本仕様の「デミオ」

同社は今後、AATにおいて、オセアニアやASEAN市場向けの新型Mazda2を順次生産していくとともに、メキシコのMazda de Mexico Vehicle Operation(MMVO)においても、2014年中に同モデルの生産を開始し、グローバルな供給体制を整備するとのこと。

AATでの新型Mazda2の生産開始をうけて、小飼雅道代表取締役社長兼CEOは、「タイとメキシコにおいても、マザー工場である日本の防府工場と同じ高品質なクルマを生産し、世界中のお客さまにお届けすることを約束します」とコメントしている。

新型Mazda2の生産拠点は、2014年7月に生産を開始した日本の防府工場に続いて2拠点目となる。AATでは2009年9月より「Mazda2」を生産しており、これまでに18万2,663台(2014年7月末までの実績)を製造している。