コント日本一を決める『キングオブコント2014』の決勝進出者発表会見が10日、東京・赤坂BLITZで行われ、決勝ファーストステージのネタ披露順および対戦カードが決定した。
今年の決勝進出者は、例年の8組から10組に拡大。決勝の形式も変わり、すべて一騎打ち形式となる。ファーストステージは、1対1の一騎打ち対決を行い、勝ち残った5組によるファイナルステージでは、抽選でネタ順を決めて1組ずつネタを披露。2番目のコンビがネタを披露した時点で暫定王者を決め、同様の流れで毎回暫定王者を決めていき、最後まで勝ち残ったコンビがキングに輝く。審査員は、セミファイナリストの芸人101人が務める。
ファーストステージのネタ披露順の抽選は、決勝進出者発表会見で行われ、対戦カードが決定。1試合目から先攻後攻の順に、シソンヌVS巨匠、ラバーガールVSリンゴスター、バンビーノVSさらば青春の光、ラブレターズVS犬の心、チョコレートプラネットVSアキナという組み合わせとなった。
カードが決まった瞬間に「お~!」と大きな声が上がったのが、人力舎所属同士の事務所対決となるラバーガールVSリンゴスター。後輩のリンゴスターは「少し気が楽になりました。大先輩なので、完全に胸を借りるつもりでやれるんで」と語り、ラバーガールは「こっちが勝たないとみたいな空気の中で戦うというのは、どの対戦よりも厳しい戦いになる」とプレッシャーを覚悟した。
そして、3度目の決勝進出を決め、「そろそろとりたい」と意気込むさらば青春の光は、対戦相手のバンビーノについて「あたりたくなかった。飛び道具的な。僕たちが築いてきたものを全部ぶち壊すタイプ」と警戒した。また、シソンヌVS巨匠では、"おじさん対決"が実現。「どことなく似ている。負けたくない」と話すシソンヌに、後攻の巨匠も「後半により強いおじさんを出せば勝ちますから。勝った方がおじさん!」と闘志を燃やした。
なお、決勝戦の模様は、TBS系で10月13日(20:00~22:54)に生放送。司会は今年もダウンタウンが担当する。