三菱電機は19日、スマートハウス関連事業の製品・システム・サービス群のトータルブランド『ENEDIA』(エネディア)の展開を開始した。

『ENEDIA』ロゴ

同社は2013年12月、家庭用エネルギー管理システム「三菱HEMS」を発売。併せて、同システムに接続可能な家電・住宅設備機器群の展開を開始し、スマートハウス関連事業に本格参入した。

同社はスマートハウス事業の推進に当たり、核となる「三菱HEMS」を中心に、同社の強みであるエネルギー制御技術、換気空調技術等を活用したシステム提案の順次展開を計画している。今回、「三菱HEMS」の国内標準インターフェースであるECHONET Lite(エコーネットライト)を基盤とした『ENEDIA』を策定することで、スマートハウス関連事業の認知度向上を図るとともに、顧客へのシステム提案を強化するという。

『ENEDIA』の製品群は、三菱HEMS、ルームエアコン、冷蔵庫、EV用パワーコンディショナ、バス乾燥・暖房・換気システム、エコキュート、IHクッキングヒーター、液晶テレビなどとなっている。

今後は『ENEDIA』の下、エネルギー自立化や温度バリアフリーなど、システム連携開発および提案をより一層強化することで、省エネと快適性を両立する先進的なスマートハウスの実現に貢献していく。また、『ENEDIA』をカタログ、ホームページといった広告・宣伝・販促物や各種展示会などで順次使用し、スマートハウス関連事業の認知度を向上させるとしている。