交通系電子マネーを発行する東日本旅客鉄道(JR東日本)、パスモ協議会、名古屋鉄道など計10社・団体は5日、交通系電子マネーの月間利用件数が2014年7月に1億1,000万件を初めて突破したと発表した。

1カ月当たりの交通系電子マネーの最高利用件数の推移(出典:パスモWebサイト)

対象は、「Kitaca」(北海道旅客鉄道)、「PASMO」(パスモ)、「Suica」(東日本旅客鉄道)、「manaca」(名古屋交通開発機構・エムアイシー)、「TOICA」(東海旅客鉄道)、「ICOCA」(西日本旅客鉄道)、「はやかけん」(福岡市交通局)、「nimoca」(ニモカ)、「SUGOCA」(九州旅客鉄道)の9種類。各交通系電子マネー加盟店における7月の月間利用件数の合計は約1億1,841万件に上った。

交通系電子マネーは、2013年3月23日に全国相互利用サービスを開始し、以降は利用者の利便性向上に努めてきたという。今後も利用可能箇所の拡大を図るなど、より一層使いやすさを追求し、利用者の期待に応えていくとしている。