第14回「全日本国民的美少女コンテスト」の本選大会が5日、都内で行われ、滋賀県出身の12歳・高橋ひかるさんがグランプリに輝いた。

第14回「全日本国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞した高橋ひかるさん

米倉涼子や上戸彩、武井咲ら多くの女優を輩出している同コンテストは、芸能プロダクションのオスカープロモーションが、1987年から不定期開催している美少女発掘オーディション。14回目となる今年は、応募総数8万1,031通の中から、予選大会を通過したファイナリスト21人が本選大会に出場。ファイナリストは、前田美波里、陣内孝則、菊川怜ら審査員の前で、ウォーキングや音楽歌唱力、演技力でグランプリを競った。

将来の夢を「剛力彩芽さんのような女優になりたいです」と語った高橋さんは、沢尻エリカの「タイヨウのうた」を懸命に歌唱。続く、質疑応答では趣味だという“食べ歩き”について聞かれるも、答えられずに照れ笑い。最後の結果発表で名前を呼ばれた高橋さんは、「何も考えられなくてビックリ」と一瞬戸惑いの表情を見せつつ、米倉や上戸に祝福され「グランプリを獲れると思っていなかったのでとてもうれしい。ありがとうございます」と声を震わせながら、感激の涙を流した。

本選大会終了後、報道陣の取材に応じた高橋さんは、「賞は獲れないと思っていたので、うれしさと安心感で涙が出ました。自分に自信がなくて」と本音を吐露。グランプリの賞金200万円の使い道については、「家族に恩返しがしたい。疲れをとってあげたい」と笑顔で話し、「小さい頃からモデルに憧れていて、今後は女優を目指したい。楽しそうなので、意地悪な役をやってみたいです」と今後の夢を明かした。また、高橋さんが今後所属するオスカープロモーションは“恋愛禁止”だと伝えられると、「全然大丈夫です!(男子と)関わってないから」と即答し、報道陣の笑いを誘っていた。

なお、審査員特別賞は大阪府出身の藤江萌さん(16歳)、栃木県出身の高村優香さん(16歳)、演技部門賞は大阪府出身の門垣ひかるさん(15歳)、宮崎県出身の川口ゆりなさん(15歳)、音楽部門賞は広島県出身の花岡菜積さん(18歳)、モデル部門賞は北海道出身のルービナー・マヤさん(14歳)、米国・ハワイ出身の菊川リサさん(16歳)、グラビア賞は愛知県出身の犬塚しおりさん(12歳)、マルチメディア賞は神奈川県出身の飯島未賀さん(15歳)がそれぞれ受賞した。