女優の南沢奈央が、8月10日にTBS系列で放送される『十勝が教えてくれた3つのこと。~17歳の農村体験未来への種まき~』(16:00~16:54)で、北海道・十勝地方を訪れ、酪農を体験していることがこのほど、明らかになった。
同番組の舞台は、酪農や畑作が盛んで、日本の食料基地とも言われている北海道・十勝地方。この地では、都会の高校生たちに、農家に宿泊して、田舎の生活と農業を体験してもらおうという「農村ホームステイ」を行っており、今年6月に、奈良県にある奈良女子大学附属中等教育学校の5年生(高校2年生)122人が訪れた。番組では、大自然の姿、農家の人々の温かい絆を見つめながら、高校生たちの「農村ホームステイ」での感動の体験を追う。
高校生たちは、酪農農家で子牛にミルクをあげ、搾乳を体験し、畑作農家では、アスパラの収穫や草取りを体験。農作物、牛との触れ合いを通じて、命の大切さや生産者たちの苦労を知る。さらに、夜には都会では見られない美しい星空に、思わず「ヤバイ!」と声を上げる高校生たち。1泊2日という短い時間で高校生たちが得たものとは、そして、「絶対また来たい」と号泣するほど感動するのはなぜなのか。
また、女優の南沢奈央も、十勝の酪農家を訪ね、生まれたばかりの子牛の世話や搾乳を体験。「生まれてすぐに立ち上がり、必死に乳を飲む子牛の姿に、生きるエネルギーの強さを感じました」と振り返る南沢は、「一泊二日という短期間でも強い絆が生まれるのは、農家の方たちが学生たちを、"家族"として迎えてくれるからだと思います」と言い、「これから進路を考える学生さんたち、そして普段何気なく食事をしているすべての人に見てもらいたい」と話している。