東洋ゴム工業は、同社製タイヤのトレッド(タイヤの接地部分)模様をデザインしたオリジナル浴衣を制作した。

オリジナル浴衣

伝統の型紙と染色で制作

タイヤの接地部分である「トレッド」は、駆動力や操縦安定性などの機能を満たすため、タイヤに刻まれた溝によって「トレッドデザイン」や「トレッドパターン」と呼ばれる紋様を描く。

今回制作された浴衣は、独特な意匠性が評価されているという同社のタイヤの「豊かな表情」を感じてもらうために、特別に仕立てられたという。

柄の元となる型紙は老舗「青木型紙店」の青木裕之氏が制作し、反物の染色は「江戸ゆかた染元・高常」の高橋榮一氏が伝統的な技法で行ったとのこと。

浴衣を仕立てる反物の柄として採用したタイヤは、特にトレッドパターンに人気があるという「PROXES R1R(プロクセス・アールワンアール)」、「OPEN COUNTRY M/T(オープンカントリー・エムティ)」、「NANOENERGY 0(ナノエナジー・ゼロ)」の3商品となる。

「PROXES R1R」デザイン

「OPEN COUNTRY M/T」デザイン

「NANOENERGY 0」デザイン