ものまねメイクで話題のタレント ざわちん。メイクのテクニックで著名人になりきる「ものまねメイク」でブレイクした彼女は、桐谷美玲や篠田麻里子をはじめ、さまざまなモデル・タレント・歌手に扮したメイクをブログで披露し、注目される存在に。ファッションイベント「東京ガールズコレクション」や「第5回ガールズブロガースタイル2013A/W」にもゲストとして参加したほか、朝の情報番組『スッキリ!!』やバラエティ番組『ダウンタウンDX』への出演を果たすなど、その注目度は日に日に増すばかりだ。

最近では、『SMAP×SMAP』の「BISTRO SMAP」コーナーにもゲスト出演。得意のものまねメイクでSMAPの46thシングル「僕の半分」(2011年)のジャケット写真の再現に挑み、事前に撮影した写真をスタジオで披露。その出来栄えに、SMAPのメンバーたちからは「すげぇ!」「天才!」「プロだ」と驚きの声があがった。さらに『情熱大陸』では、ものまねメイクの撮影現場にテレビカメラを同行させ、光と影を巧く使うことにより、写真加工を一切行わずにものまねメイクを完成させていることを証明した。そして、今年1月18日に発売した自身初のものまねメイク本『ざわちん Make Magic』(1,620円 宝島社)は2014年上半期の"メイク本"で売り上げ1位を獲得。今回は、この本を参考にしつつ、ざわちんのメイク術にガチ挑戦してみた。(※今回の挑戦では、カラーコンタクト、カツラ以外、普段使っているメイク道具を用いているメイクを行ってもらった)

体育会系女子は加藤ミリヤになれるのか

まずひとり目は、学生時代はバスケットボール部で汗を流し、社会人になった今も、自分がプレーできる社会人バスケットボールチーム探している、根っからの体育会系女子Sさん。ギャップがあればあるほど、面白いのではないかという判断から加藤ミリヤ風メイクにチャレンジしてもらった。

ざわちんによると、加藤ミリヤに似せるために重要なのは「大胆なほどに短い眉毛と今にも泣き出しそうなタレ目」とのこと。泣き出しそうな目元は「シャドウ、ライン、付けまつげ」の3セットで。存在感のある極細&短眉はペンシル1本で描くのがポイントだという。

タカラジェンヌを母にもつOLがくみっきーに!?

続いて、ものまねメイクに挑戦してもらったのは、元タカラジェンヌの母をもつSさん。有名なギャル系モデルである、くみっきー風メイクにチャレンジしてもらった。

ポイントは「タテに大きく丸い瞳を作る」こと。黒目が大きく見えるよう太めのアイラインを用いると似てくるという。さらに、ふた重テープで大きな山形ふた重を作ることや、眉毛の印象を弱めて目元を強調させること、頬の高い位置にピンクチークをのせていくことを意識してほしいとのこと。

いかがだっただろうか。この本には、今回紹介したものに加え、滝川クリステル、益若つばさ、菜々緒、桐谷美玲などのものまねメイクが収録されている。ほか、「ざわちんに直撃Q&A」コーナーなどが設けられており、メイクが下手でも似せられる方法について、ざわちんが「眉毛だけでも完コピしてみて!」とアドバイス。「そっくりにしたいならアイテープはマスターしてほしいが、眉だけ似せてもそれらしくなります」と語っている。芸名である"ざわちん"の由来についても、「ものまねメイクをして街を歩くと周りが「あれ?もしかして?」ってざわざわする"ざわ"と、本名の小澤の"ざわ"をとって」と説明。"ちん"は「ママがよく誰かを『○○ちん』って呼ぶから」と明かしている。