歌手の島谷ひとみが15日、東京・銀座のキャバレー「白いばら」で、「キャバレー島谷」1日限定オープンイベントを行った。

「キャバレー島谷」1日限定オープンイベントでママを務めた島谷ひとみ

同イベントは、約4年半ぶりとなるアルバム「本日、都内、某所」の発売を記念して開催。アルバムのコンセプトである”十人十色の島谷ひとみ”の中から、キャバレーママの設定で登場した島谷は、アルバム収録曲の「やぶれかぶれ」、「ソルジャー!ソルジャー!」を色っぽい着物姿で熱唱。大盛り上りする約30人のファンに特製名刺を手渡した島谷は、「今度はリアルな夜の時間にやってみたい」と笑みを見せた。

また、トークショーでは、島谷のミュージックビデオに出演したことがあるモデルでタレントの鈴木ちなみが登場し、「いつも以上に艶っぽいですね」と貫禄あるママ姿に感嘆。デビュー16年目を迎え、「20代は前を向いて走り続けてきた。30代になって立ち止まってみると、長い道のりだった」とこれまでの歩みを振り返った島谷は、「どんな人生を送ってもこの仕事を選んでると思う。これからも歌を歌い続ける人になりたい」と新たな決意を胸にした。

イベント終了後、報道陣の取材に応じた島谷は、「思った以上に紫が似合っていて、吹き出しちゃいました」と自身の姿に満足げで、「ママの気持ちを体感できました。歌ったり踊ったりして楽しめるし、キャバレーがもっとあったら良いのに」とすっかりハマった様子。また、「お酒は『強い』と言われる。独身が長いと飲めるようになる(笑)」と語った島谷は、"十人十色の島谷ひとみ"の中の主婦に触れ、「1番の憧れであり遠い夢。(結婚は)ないですね~。エプロンが似合う年頃なんですけど……」と寂しげな表情を浮かべていた。