本田技研工業は11日、たくましくダイナミックなネイキッドスタイルや、レスポンス性に優れ力強い出力特性の単気筒エンジンなどを採用した、250ccの新型ロードスポーツモデル「CB250F」を、8月1日に発売すると発表した。

「CB250F<ABS>」カラーは「ミレニアムレッド」

同車は、筋肉質のアスリートのように絞り込まれた「ストリートファイタースタイル」を実現。V字シェイプのヘッドライトとシャープなフロントカウルが精悍なフロントスタイルを形成し、フューエルタンク部のシュラウドとアンダーカウルの採用により、たくましく軽快なイメージとなっている。車体色は、ABSタイプも含めて、「ブラック」と「ミレニアムレッド」の2種類を設定。

エンジンは、レスポンスが良く力強い出力特性と優れた燃費性能の水冷・4ストローク・DOHC・4バルブ単気筒250ccを搭載。低・中回転域で扱いやすく、高回転域まで伸びやかなフィーリングとし、60km/h定地走行テスト値で50.1km/Lという良好な燃費性能も実現した。

「CB250F」カラーは「ブラック」

車体は、トラス構造のダイヤモンドタイプフレームを採用したことで、しなやかな特性を持ち、軽快で安心感のあるハンドリングに寄与している。サスペンションは、フロントにテレスコピックタイプを、リアには5段階調節のプリロードアジャスターを備えたプロリンクを採用。ハンドルはCB250F専用のバーハンドルとし、市街地での取り回しやすさに配慮したアップライトなライディングポジションとなっている。メーターには、バーグラフ表示のタコメーターや燃料計、時計などさまざまな情報を表示する多機能なデジタルメーターが搭載された。

価格は、CB250Fが46万4,400円、CB250F<ABS>が51万5,160円となっている。