整体師の大山奏です。いきなりですが、今悩みや不安はありませんか? ふだんからこまめに身体を動かすようにしていても、悩みや不安で筋肉が緊張してしまうと身体のこりはほぐれません。せめてストレッチ中だけは、呼吸に集中して頭をからっぽにしてみるといいかもしれないですよ。

そこで今回は、肩甲骨の内側を伸ばすストレッチを紹介します。

脚を伸ばして床に座る

肩甲骨の内側のストレッチ

Step1: 脚を伸ばして床に座ります

Step2: 左脚を少し上げ、右手で足の裏を持ちます

Step3: 上半身を左にひねります

上半身をひねった状態で15~20秒キープします。左右交互に2、3回行いましょう。膝の角度で強さを調節できるので、自分が最も「効いている」と感じる部分を探してみてくださいね。

背すじを伸ばして行うことがポイントです。うまく伸びる場所が見つかると、腕・肩も気持ちいいので、脚の高さや身体のひねり具合なども調節してみてください。

左脚を少し上げ、右手で左の足の裏を持つ

上半身を左にひねる

腰をひねって腰痛改善も

このストレッチで背すじをきちんと伸ばして行えば、腰も軽くひねることができます。もちろん一番の狙いは肩甲骨周りをほぐすことですが、腰痛も一気に解消できると一石二鳥ですよね。

ストレス社会と言われる現代で、身体も心もリラックスできる場所や時間をつくるのは難しいかもしれません。ですが、常に緊張状態にあってはいくらストレッチをしても、慢性的なこりから逃れることはできません。

身体を動かすこと自体がストレスに感じる人もいるかもしれませんが、運動は心を解放するのにも役立ってくれます。少しでも自分の心が楽になる方法を考えていくことも重要ですよ。

筆者プロフィール : 大山 奏(おおやま かなで)

スピリチュアルと運動が好きなアウトドア系ライター。整体師。癒やしを与えられる人になろうとアロマテラピーインストラクター・セラピストへ向けて勉強中。ストレス解消法は神社巡りと滝行。スピリチュアル系雑誌の執筆から脳科学・恋愛記事まで、興味のあるものには迷わず挑戦している。ブログ「ひよっこライター大山奏」では、日々の出来事を思うままにつづっている。また、これまでのさまざまなストレッチをまとめた電子書籍も販売中。