久本雅美がまさかの出演! ニコニコ23時間テレビ放送決定

ニコニコ23時間テレビ。なぜ25時間ではないのだろう

続いての夏のイベントは、23時間テレビ。23時間ぶっ通しで数々の企画を行っていくニコニコ生放送の公式番組だ。キー局が行っている類似タイトルの番組とはまったく関係ないが、ネットの利点を活かして「テレビではできないこと」を積極的にやっていく番組になるという。

その第一弾として発表されたのが、久本雅美の出演だ。ニコニコユーザー的には「まさか」という思いだろう。久本雅美の出演が発表された瞬間、会場もニコ生のコメントもざわめきが起こっていた。一体どんなトークや企画を見せてくれるのだろうか。

まさかの久本雅美出演。いろんな意味で大丈夫か

23時間テレビにおけるスペシャルゲストは久本雅美だけではない。佐村河内守氏のゴーストライター騒動で一躍有名になった作曲家の新垣隆氏も登場する。今回、新垣氏は週刊文春から依頼を受けて楽曲を制作。完成した曲を23時間テレビで初披露するという企画だ。楽曲は週刊文春のテーマ曲として使用されるとのことで、曲名は「交響曲HARIKOMI」に決定しているという。

なんと、新垣隆が出演する

このほかにも、23時間テレビではさまざまな企画が催される。詳細は今後、追って発表となる。

週刊文春がニコニコユーザーから情報を募る「文春リークス」をスタート

先日、有料でブロマガをスタートした週刊文春だが、7月3日からは新たに「文春リークス」という企画をスタートする。これはニコニコユーザーからスクープのタレコミを受け付けるというもので、普段の生活で目撃した事件などスクープ性の高い情報を求めているという。

TwitterやFacebookが日常生活に浸透した現在では、一般人が撮影してアップした写真や動画がもっとも速い一次情報として、テレビなどのニュースに使われることも増えてきている。文春リークスはこれをリークという形で、正式に情報源として採用する試みだ。

もちろん情報源は必ず秘匿されるほか、採用されたスクープはウェブ版だけでなく、紙版の誌面にも掲載されるという。週刊文春が求めている情報の例としては「ブラック企業の内情」や「有名人に関する疑惑」「事件、事故、自然災害などの情報」などさまざまだ。

「将棋電王戦リベンジマッチ」が23時間テレビと同日に開催

最後は将棋のプロ棋士とコンピュータが真剣勝負する「電王戦」のリベンジマッチ、「菅井竜也五段vs習甦」の放送だ。菅井五段は以前の電王戦で習甦に敗れており、今回はそのリベンジを果たすための対局となる。

リベンジに燃える菅井五段と、電王戦MVPを勝ち取った習甦が再び相まみえる

前述の23時間テレビとの連動企画ということで、持ち時間は5時間から8時間に増加。その代わり、決着がつくまで夜通し対局するという厳しい戦いだ。疲れ知らずのコンピュータが勝利するのか、思考する時間が増えたプロ棋士が意地を見せるのか。将棋ファンならずとも見逃せない一戦になりそうだ。

町会議、23時間テレビ、将棋電王戦――今年もまた、ニコニコ動画の熱い夏がやってきた。