味の素はこのほど、「2014年 ワーキングマザーのストレスと睡眠・実態調査」の結果を発表した。同調査は3月に、小学3年生(9歳)以下の子どもを持つ日本在住のワーキングマザーを対象に実施。402名より回答を得た。
働く理由
回答者に「自分が働く理由」を質問したところ、「子どもの教育費のため」(69.2%)が最も多い回答に。他には「家族を養うため」(45.3%)、「社会との接点を持ちたいため」(38.8%)が続く。また、29.6%が「働くこと自体が楽しいため」と答えた。
ワーキングマザーはストレスフル
一方、ワーキングマザーに「日頃の事後とや育児、家事にストレスを感じているか」について質問したところ、「仕事」(66.0%)、「家事」(59.4%)、「育児」(52.5%)という結果になった。一方「ストレスを全く感じていない」という回答は、いずれも6%未満にとどまった。
眠りの質、どうですか?
「子どもが生まれる前後で睡眠の質に変化があるか」という質問では、子どもが生まれる前に「睡眠の質に不満があった」と答えた人は15.7%であるのに対し、子どもが生まれた後(現在)の睡眠の質については52・0%が「不満がある」と回答。
睡眠不足の原因としては、「仕事・育児・家事と忙しすぎて睡眠時間が確保できない」(50.7%)、「子どもの夜泣きやぐずりなど、夜中に起こされる 仕事、育児、家事と忙しすぎて睡眠時間が確保できない」(44.5%) などが挙げられた。
生活の悩みをきいたところ、53.7%が「昼間眠くなる」、他には「前日の疲れが残る」(47.0%)、「朝すっきり起きれない」(46.8%)が続いた。