白泉社は、小説「世界から猫が消えたなら(川村元気/著 マガジンハウス刊)」のコミカライズ版を6月20日に発売した。

小説「世界から猫が消えたなら(川村元気/著 マガジンハウス刊)」

「世界から猫が消えたなら」は、2013年本屋大賞にもノミネートされた人気小説。主人公は、余命宣告をされた30歳の郵便配達員で、悪魔と「周囲にある1つのものを消すことと引き換えに、1日命を延ばす」と取り引きをした。主人公と悪魔、猫の不思議な7日間をつづったもので、「失うことで大切さがわかる」「消して価値がわかる」という哲学的要素も含まれた内容となっている。

このほど、同小説が漫画となって、同社の「花とゆめコミックス」から発売した。漫画は雪野下ろせが描いている。価格は429円(税別)。

白泉社コミックス「世界から猫が消えたなら(漫画/下ろせ)」

(C)川村元気/マガジンハウス