6月22日に最終回を迎える俳優・唐沢寿明主演『ルーズヴェルト・ゲーム』(TBS系 毎週日曜21:00~21:54/最終回は10分拡大)の撮影現場を、原作者の池井戸潤氏がサプライズ訪問したことが20日、明らかになった。

原作者の池井戸潤氏(中央)と青島製作所の野球部員たち

『ルーズヴェルト・ゲーム』最終回では、唐沢演じる細川充が社長を務める中堅精密機器メーカー・青島製作所が、企業としても野球部としても宿敵であるイツワ電器を相手に、"奇跡の逆転劇(ルーズヴェルト・ゲーム)"を信じて戦いを挑む。

最終回を直前に控え、愛知県豊橋市で3カ月以上にわたり行ってきた野球シーンの撮影もクライマックスに突入。そんな中、原作者の池井戸氏が撮影現場を訪れ、選手たちを激励し、収録に向け体を動かす選手たちに交じって、沖原和也役の工藤阿須加とキャッチボールを行った。そして、収録が始まってからはモニターを見入り、福澤克雄監督と言葉を交わしながら、撮影の様子を見守った。

池井戸氏は、初回放送前の試写会でも野球部員と対面していたが、彼らのプレーを見るのはこの日が初めて。「野球パートの収録を、初めて見学しました。選手たちの熱い演技は、このドラマになくてはならないものです」と野球部員の演技に感動した池井戸氏は、「最終回、彼らの見事な"逆転"を期待しています」と最終回への思いを語った。

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