テレビ東京系6局ネットにて毎週火曜日18:00より放送されている特撮テレビ番組『新ウルトラマン列伝』内で、2014年7月15日より放送がスタートする『ウルトラマンギンガS』の製作発表会が12日、東京東京ビッグサイトで開催された「東京おもちゃショー2014」バンダイブース内で行われた。

左から加藤貴宏、滝裕可里、根岸拓哉、ウルトラマンギンガストリウム、ウルトラマンビクトリー、宇治清高、大浦龍宇一、草川拓弥

発表会には、主人公・礼堂ヒカル/ウルトラマンギンガ役の根岸拓哉、ショウ/ウルトラマンビクトリー役の宇治清高、UPG・陣野義昭隊長役の大浦龍宇一、UPG・杉田アリサ役の滝裕可里、UPG・松本ゴウキ役の加藤貴宏、UPG・一条寺友也役の草川拓弥に加え、ウルトラマンギンガがパワーアップしたウルトラマンギンガストリウムと39番目の新ウルトラマンとなるウルトラマンビクトリー、そして、侵略宇宙人の手先となるゼットンとEXレッドキングが登壇した。

前作に引き続き、ウルトラマンギンガにウルトライブ(変身)する根岸は、「怪獣にもウルトライブできるのですが、台詞に「『怪獣は敵じゃない、悪い奴らに利用されていただけなんだ』というのがあって、 本当にその通りだなって思います」という世界観を踏まえた上で、「怪獣、ウルトラマン、UPG、そしてビクトリアンたちというみんながいて、仲間意識の強い作品です」と作品をアピール。最後には「僕らは、死ぬまでウルトラマンです!」と高らかに宣言した。

ウルトラマンビクトリーにウルトライブするビクトリアン(地底の民)のショウを演じる宇治は「変身前のアクションシーンも多く、(最上もが演じる)アンドロイド・ワンゼロと戦うシーンも注目してください。皆さんの一週間の楽しみの一つになればいいなって思っています」と、自身のアクションシーンに自信を見せていた。頼れるUPGの陣野隊長を演じる大浦龍は「撮影現場では和気あいあいと盛り上がっています! 皆でウルトラの愛を届けていきたいです」と思い入れを明かし、滝は「念願だった初めての『戦うヒロイン』で幸せを感じています。かっこいいなって憧れてもらえるようなアリサを演じたいと思っています」と意気込みを語っていた。

そして、加藤は「日々、全身・全力・全速力でがんばっています。キャラクターのそれぞれのアクションシーンに注目してください」と見どころを解説し、草川は「背の高い隊員の中、白衣を着て科学アドバイザーとして皆さんの力になれるよう、前作に引き続き日々、(長い)台詞と戦っています」と苦労を口にしていた。

なお、「東京おもちゃショー2014」バンダイブースには、日産自動車との共同プロモーションで実現した、日産リーフをベースとしたUPGの特装車両「シュナウザー」が、日産自動車ブースには、日産自動車により開発されたばかりの電気自動車e-NV200をベースとしたUPGの特装車両「マラミュート」が実車展示されており、多くの来場者の注目を集めていた。

『ウルトラマンギンガS』は、2013年に放送された前作『ウルトラマンギンガ』から2年後の世界が舞台。新たなる超常現象の危機に備えて新設された特捜チーム「UPG(ULTRA PARTY GUARDIANSの略)」、神秘のエネルギー水晶体・ビクトリウムを守る地底の民「ビクトリアン」や、ビクトリウムを狙う宇宙人・チブル星人とその手先となるアンドロイドや怪獣たち、そして新ヒーロー「ウルトラマンビクトリー」に加え、ウルトラマンタロウから新たな力を得てパワーアップした「ウルトラマンギンガストリウム」が登場。前作のスケールをさらに拡大させた冒険活劇が描かれる。

本作は、7月15日よりテレビ東京系6局ネットで放送中の『新ウルトラマン列伝』内(毎週火曜日18:00~18:30)で放送開始。7月15日~9月2日まで前半となる1話~8話が、11月4日~12月23日まで後半となる9話~16話が放送される。

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