人気フリーソフトを実写化したホラー映画『青鬼』(7月5日公開)の"青鬼"のCGビジュアルが11日、公開された。

初公開された"青鬼"CGビジュアル

原案は、noprops(のーぷろっぷす)制作の大ヒットホラーゲーム。ニコニコ動画やYouTubeなどの関連動画は5,000万を超える視聴数を記録し、公式ノベルは17万部超のヒット作となった。今回、映画化されるにあたり、『GANTZ PERFECT ANSWER』や『biohazard DAMNATION』などを担当したVFXスタジオのデジタル・フロンティアが制作を手掛け、音響を『藁の盾』『BRAVE HEARTS 海猿』などで知られるアルカブースが担当し、ゲームの世界観を再現した。

ゲームは、館に閉じ込められた主人公を操作し、各部屋にある仕掛けを解き明かしながら脱出を試みるというもの。"青鬼"はこの主人公の行く手を阻む存在で、さまざまな場所から登場しては主人公を執拗に追い掛け回してくる。先日、3Dプリンターで制作された"青鬼"フィギュアが公式Twitterでアップされた際には、7,000ツイートを記録するなど注目度の高さがうかがえる。

今回、公開されたのは計5点の画像。大きく口を開いた姿や地を這いながら襲いかかる瞬間を捉えたもの、不気味で鋭い視線を送るものなど"青鬼"の迫力を伝えている。劇中ではこの"青鬼"が、主演を務めるAKB48・入山杏奈をはじめ、須賀健太、陳内将、聖也、古畑星夏、尾関陸といった俳優陣に襲いかかる。

(C) 2014 noprops/黒田研二/『青鬼』製作委員会