その年の「ベストチーム」を表彰し、日本のチームワークの向上と促進を提案するベストチーム・オブ・ザ・イヤー実行委員会は、24~35歳の共働き男女400名(男性200名、女性200名)を対象に「夫婦間のネットコミュニケーション」に関する調査を実施し結果を発表した。調査期間は5月21日~22日。

「夫婦仲について」

およそ9割が「夫婦仲がいい」と回答

同委員会では、社会の最小単位であり「チーム」でもある夫婦間のコミュニケーションについて現状把握するための調査を実施した。

調査ではまず、夫婦の仲について尋ねたところ、「とても円満(38.3%)」、「円満(51.9%)」という結果に。およそ9割が夫婦仲がいいと認識していることがわかった。

家事分担にネットツールを利用する夫婦は15%

「家事分担でのネットツール利用率」

次に、メールやLINEといったネットツールを使って、家事分担やTodo(するべきこと,しなければならないこと)の共有・依頼をしあう夫婦がどれくらいいるのか調査した。「家事のTodo共有にメールなどのツールを使っていますか?」と尋ねたところ、15% の人が「使っている」と回答した。ちなみに、ネットツールで共有している主な家事は「育児」「料理」「レジャー」だった。

家事分担のやりとりで最もイラッとするのは「既読スルー」

「家事分担のやりとりでイラッとしたこと/ 嬉しかったことTPO5」

続いて、家事分担におけるネットコミュニケーションで、相手にイラッとしたことやうれしかったことは何かと質問したところ、イラッとしたことの1位は「LINEの既読スルー」だった。ほかには「返事が遅い」「返事がない」といった回答が多く、スムーズなやりとりができないことにイラだちを感じるよう。一方、うれしかったこと(言葉)は「ありがとうという感謝の言葉を言われたこと」がトップに。ほかには「助かります」、「頼んでないのにやってくれたこと」などが上位となった。