劇場版『パトレイバー』撮影現場を警視庁非公認キャラのテワタサナイーヌが訪問

『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐』の撮影現場を訪問した警視庁"非公認"キャラクター・テワタサナイーヌ

人気アニメ『機動警察パトレイバー』の実写プロジェクトで、現在第2章までイベント上映された『THE NEXT GENERATION ‐パトレイバー‐』の撮影現場に、警視庁"非公認"キャラクター「テワタサナイーヌ」が勝手に表敬訪問を行うイベントが開催された。

テワタサナイーヌは、母さん助けて詐欺(振り込め詐欺)や還付金詐欺などの犯罪に対する注意喚起を行う警視庁犯罪抑止対策本部のtwitterから誕生した、顔じゅうモッフモフの毛に覆われ、頭髪は緑色、犬耳がかわいい萌え系ケモノ娘ぶりが一部で話題となっている警視庁"非公認"キャラクター。これまでW杯予選後の渋谷交差点で活躍したDJポリスや警視総監など、さまざまな警察関係者に突撃訪問を行っている。

撮影現場に訪問したテワタサナイーヌは、早々に「けっこう散らかっていますね。整理整頓は基本ですよ」と厳しい一言を放ちながらイングラムにかかったタラップを上がり、イングラムとツーショット撮影。操縦席の位置が意外に高いことに気付いて怯みつつも、イングラムを我が物にしたかの如く満足気な様子だった。最後はトランスポーターに試乗する予定だったが、そのまま帰宅しようとする自由なテワタサナイーヌをスタッフが慌てて制止する一幕も。イングラムとの初対面に、テワタサナイーヌが終始興奮しながら暴走するイベントとなった。

『THE NEXT GENERATION -パトレイバー-』は、これまでTVアニメ、OVA、コミック、小説、劇場版など幅広い展開を続けてきた『機動警察パトレイバー』シリーズ初の実写作品。初期OVAや劇場版1・2を手がけた押井総監督が新たな世代の"特車二課"の物語を全7章と長編劇場版を完全新作で制作している。現在、エピソード2「98式再起動せよ」とエピソード3「鉄拳アキラ」で構成される『第2章』が公開中。7月12日からは、エピソード4「野良犬たちの午後」とエピソード5「大怪獣現わる前編」の2話から構成される『第3章』が公開となる。