ワコールと宝島社はこのほど、全国の12~68歳の女性5,664人を対象に、女性のからだ・バスト・ブラジャーに関する意識についてのアンケート「国民的ブラ調査」を実施した。
「国民的ブラ調査」は、「自分のからだに合ったブラジャーを着けることで、もっとファッションを楽しんでほしい」との思いを持つワコールが、多数のファッション雑誌を発行する宝島社との共同企画で実施したもの。同調査では、20~40代を中心とした宝島社の女性ファッション誌読者の女性を対象に、「バストの悩み」「バストの理想」「ブラジャーの悩み」「憧れのバスト有名人」など23項目について質問した。
「バストの悩み」については、「小さい」が41%で1位に。30代半ばを境に、「小さい」から、「下がっている」「ハリがない」といった加齢によるバストの変化に対する悩みに変わっていくことがわかった。「理想のバスト」の第1位は、「ハリのあるバスト」(65%)という回答が最も多かった。「とっておきのブラジャーを着けるときは?」との質問には、1位が「デート」(47%)となり、この2問については20~40代の全世代に共通の結果となった。
また、ブラジャーを着ける理由については、1位の「身だしなみのため」が69%を占め、日本女性らしい「たしなみ」の回答が多かった。なお、今回の調査結果によると、女性の約7割が下着選びの際に採寸や試着を行わずにブラジャーを購入しており、それが理由でプロポーションや下着の着用感に関する悩みにつながっていることも明らかになった。
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