東京都港区の愛宕神社は6月23日・24日、「千日詣り ほおづき縁日」を開催する。

「千日詣り ほおづき縁日」を開催 ※画像提供:愛宕神社

お参りすると「千日分のご利益」が受けられる

同祭は、江戸時代の歳時記「東都歳時記」にも記載のある、ほおづき市発祥のお祭り。ほおづき市は浅草が有名だが、もともと同神社から始まったものだという。

社殿前にしつらえた「茅の輪(ちのわ)」をくぐり、お参りすれば「千日分の御利益(ごりやく)」があると昔から信仰された。境内で自生してていたほおづきは「霊験あらたかな愛宕のほおづき」として珍重され、飲めば子供の癇・婦人病に効くとされたが、現在は観賞用の種になったため飲用はしないという。

期間中は、社務所にて頒布のほおづきを受けると(有料)、社殿内での特別参拝が可能となる。併せて「夏越の祓(なごしのはらえ)」も行える。

開催日程は、6月23日~24日 9時~20時。会場は、愛宕神社(東京都港区愛宕1-5-3)。また、今年は初めての試みとして、縁日に先駆け6月21日 昼より「あおぞら市」が開催の予定となっている。