全米興行収入2億ドル突破の大ヒットを記録した『300<スリーハンドレッド>』の続編、『300<スリーハンドレッド> ~帝国の進撃~』(6月20日公開)で、前作から引き続き登場する神王クセルクセスやゴルゴ王妃のビジュアル、さらに、クセルクセス王誕生の瞬間の映像がこのほど、公開された。
本作で描かれるのは、ペルシア戦争最大のクライマックスと言われる「サラミスの海戦」。ギリシアに迫り来るペルシア帝国の大軍をせきとめるため、テミストクレス将軍がギリシア全土の力を集結させギリシア連合軍を率いる。そして、ギリシア崩壊をもくろむペルシア帝国皇帝クセルクセスとの荒れ狂う大海原での最終決戦に挑む。
クセルクセス王を再演したブラジル人俳優ロドリゴ・サントロは「7年たってから、このキャラクターを再び演じるというのは僕にとって興味深い課題だった」とコメント。ゴルゴ王妃を引き続き演じる英女優レナ・ヘディは「女性にチャンスが与えられる役どころ。男性陣をたたきのめせるなんて。また剣を持たせてくれるならやるわ」と頼もしく、激しい戦闘シーンも「ダンスを踊るようだったわ」と貫禄を見せている。2人は、長期的なトレーニングと食事制限により、7年間のブランクを感じさせないスタイルに仕上げた。
ロドリゴ・サントロはまた「今回は、いかにしてクセルクセスが神王になったのかという、彼の生い立ちについてわかる。とても興味深くて演じるのにワクワクしたよ」と語っており、このたび、クセルクセス王誕生の瞬間の映像も公開された。彼が、アルテミシアの操り人形として群衆の前で「勝利と栄光のため戦さを!」と宣言する姿が見られる。そのほか、スパルタ兵ディリオス役のデビッド・ウェナム、エフィアルテス役のアンドリュー・ティアナンも前作に引き続き出演する。
続投メンバーに加え、本作では、主人公テミストクレス役に『L.A.ギャング ストーリー』のサリバン・ステイプルトン、宿敵となる女戦士アルテミシア役に『ダーク・シャドウ』のエヴァ・グリーンが新たに参戦。製作は前作でメガホンをとったザック・スナイダー、監督はノーム・ムーロが務め、原作であるフランク・ミラーのグラフィック・ノベル『XERXES』の世界を最先端の映像表現で描く。
左から、旧作時のクセルクセス王、ゴルゴ王妃、ディリオス |
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