Mr.Childrenの桜井和寿とGAKU-MCのユニット「ウカスカジー」が、6月7日放送の『SONGS』(NHK総合 毎週土曜23:00~23:29)に出演し、サッカー日本代表の公式応援ソング「勝利の笑みを 君と」を披露することが28日、明らかになった。

ウカスカジーの桜井和寿(左)とGAKU-MC(右)

5月25日に都内で行われたW杯ブラジル大会の日本代表壮行会でも「勝利の笑みを 君と」を熱唱したウカスカジー。2人は、音楽活動の傍らサッカーをすることで心を解き放ち、前に進めたと言い、サッカーへの感謝の気持ちから、ロックとヒップホップを融合させた新しい音楽表現を生み出した。

桜井は「サポーターの人とともに叫んだり、スタジアムで声を出したりして、1つになりたいという思いで作りました」と曲に込めた思いを伝え、「日本代表選手の皆さんにも、サインを入れたCDをお渡ししています。この曲を聴いて、出せない一歩が出たみたいな気持ちになってもらったら」とメッセージ。GAKU-MCは「サッカーも音楽も最高のコミュニケーションツール。言葉が通じなくても僕らはそれでつながれる」と、スポーツと音楽の持つ力についてコメントした。

試合前にMr.Childrenの歌を聞いてテンションを上げているという日本代表主将・長谷部誠選手は「2人が純粋にサッカーが好きで、僕たちを応援したいという気持ちで歌ってくれるというのをヒシヒシと感じたので、本当にうれしかった」とパワーをもらい、2月の再手術後はこの曲を聴きながらリハビリに励んだという。そして「W杯は日本中が一つになれるもの。この曲の歌詞にあるように、日本中のみんなと一緒に戦って、喜び合いたい」と意気込みを語った。

なお、番組では、応援ソングのほか「mi-chi」「春の歌」などを披露。また、日本代表の長谷部誠選手や元代表の名波浩氏も登場し、音楽への思いを語る。