フリーアナウンサーの平井理央が、4日に放送された日本テレビ系のトーク番組『アナザースカイ』(毎週金曜23:00~23:30)に出演し、個人事務所設立と姉・真央さんへの思いを語った。

個人事務所設立と姉への思いを語った平井理央

理央にとっての"アナザースカイ(海外の第2の故郷)"は、インド・ムンバイ。23年前の幼少期に父の都合でインドに住むことになったが、当時は湾岸戦争の影響で治安が悪く、日本人は誘拐の対象になりやすかったことから子供だけで行動できない場所だった。約2年の生活の中、理央の支えとなったのは2つ年上の姉の存在。家や学校、何をするにもずっと一緒。一方的に当たり散らすことがあっても姉はそれを受け止め、ケンカになることはなかったという。

理央は、慶應義塾大学法学部卒業後、2005年にフジテレビに入社。2年目から『すぽると!』のキャスターを務め、主にスポーツ報道に携わった。結婚を機に2012年9月末、同社を退社。2013年1月1日、真央さんが代表取締役を務めるdeJaneiroに所属し、フリーアナウンサーとしての活動をスタートさせた。「理央は悪い子じゃないんですよね。だから多分、私も頑張れるんじゃないかなと思うんですよ。ずっといいヤツなんだと」と語る真央さん。CM制作会社の社長を務めているが、妹に事務所の設立を相談され、芸能事務所の社長を兼務することになった。

司会の今田耕司から「フリーになる時にどっかに所属することは考えなかった?」と問いかけられた理央は、「何かするとしたら姉とやりたいと、自分の中で強く思ったので」と個人事務所設立の思いを明かした。23年前、姉と過ごしたインド時代に戻ったことで「そっちの方がワクワクするというか、楽しいなと思います」と充実した日々を送っているようで、「芸能の方は全くノウハウもないし、てんてこまいというか。手探りもいいところだなという感じで」と笑顔を見せる。

そして、「姉がすごく真っすぐで、命を削って私のことを考えてくれている。削ってしまった分を増やせるように頑張ろうと思います」と意気込む理央に対し、真央さんは「頑張り続けろっていうことですかね」と激励。理央は、「どういう場でも姉と一緒だったら怖くない」と今でも大きな支えとなっている姉に、「お姉ちゃん。いつもしかって見守ってくれてありがとう。本当に感謝してます。これからもよろしくお願いします」とメッセージを送っていた。