貝印はこのほど、今年就職するフレッシャーズを対象とした「料理の意欲」についての意識調査の結果を発表した。同調査は2014年4月に社会人となる男女100名、および入社3年目までの男女100名、合計200名を対象に実施されたもの。

フレッシャーズの約8割が、料理を「したい」「ややしたい」と回答

2014年度フレッシャーズの8割が意欲的

「社会人になってから料理をしたいか」を聞いたところ、フレッシャーズの約8割が料理を「したい」「ややしたい」と答えた。特に女性は6割以上が積極的に料理をしたいと考えていた。

料理をしたい理由は「栄養バランス」「節約」

「その理由」として一番多いのは「外食だと栄養バランスがかたよるから(野菜をとりたいから)」という健康意識の高さからだった。また、消費税アップによる節約意識も高く、フレッシャーズ・先輩社会人ともに堅実な思いが現れていた。さらに「料理が作れると魅力的だから」「以前から興味があった」と、料理自体への関心の高さもうかがえた。

社会人になると料理の機会が増える

実社会で活躍している先輩社会人に「現在料理をする頻度」を聞いたところ、学生時代より料理の機会が増えた人が約半数。特に女性は6割近くが「増えた」と答えた。その頻度は「毎日」「週4~6日」という人が半数弱で、忙しい毎日の中でも、かなりの頻度で料理をしていることがわかった。

フレシャーズが作ってみたいのは肉じゃが、カレー、鶏のから揚げ

作るのに手間がかかる料理は、作ってみたくても実際には手を着けにくい

フレッシャーズに「作ってみたいと思っている料理」を聞いたところ、「肉じゃが」「カレー」「鶏のから揚げ」が上位となった。男性にはチャーハンも人気だった。対して先輩社員が「社会人になって初めて作った料理」を見ると、肉じゃがや鶏のから揚げは順位がダウン。時間や手間がかかりそうだと思われる料理の割合が下がる結果となった。同社では、時間をかけず簡単に料理を作るコツや推奨の調理器具について、Webページ掲載のリリース内でアドバイスしている。