猫の保護活動を行う東京キャットガーディアンは、同団体のホームページにて、飼い主のいない猫の保護ボランティア活動「猫付きマンション」を案内している。今回は東京都・荻窪駅近くの猫仕様にリノベーションされた物件を案内する。
猫付きマンションとは
猫付きマンションは、「猫との生活を希望する入居者」と、「マンション経営で猫の助けになる活動をしたいと考えるマンションオーナー」、「成猫の保護場所を作り、多くの猫を救いたいと考える保護団体」の三者の思いが合致したシステム。新しいボランティア活動として、行政からも了承を得ている。
飼育を希望する人は、面談の上、所有権ではなく一時保護の場所として同シェルターの猫を選び、ペット飼育可能のマンションで猫を飼うことができる。「転勤が多い」「高齢だから心配」など様々な理由で猫の飼育をあきらめている人も猫の飼育が可能だ。
荻窪から徒歩15分、下井草駅から徒歩12分
今回、案内する「アミーズ荻窪201」は、JR中央線・丸の内線「荻窪駅」徒歩15分、西武新宿線「下井草駅」徒歩12分の場所にある。
同物件は、すでに猫仕様にリノベーションされており、オリジナルキャットタワー&キャットウォーク付き。白い壁に木製のキャットタワーとキャットウォークが備え付けられ、おしゃれな雰囲気だ。白い壁の随所には、様々なポーズをとった黒猫の絵が描かれている。
部屋は南向きのため、日当たりもいい。猫が外の様子を見ながら過ごすのにぴったりな出窓も付いている。
部屋にはエアコン付。キッチンはIHコンロを取り入れている。防犯面に配慮したオートロック機能付き。24時間駐輪場を利用できるほか、駐車場も月1万円で利用できる(大型バイク相談)。
賃料は月額7万3,000円、管理費は月額4,000円。礼金1.5カ月、敷金1カ月(ペット飼育時は、プラス1カ月)。
猫との暮らしがスタートするのは、物件に入居してから。入居後、一緒に暮らしたい猫(成猫)を東京キャットガーディアンのシェルターで選ぶという流れとなっている。
物件詳細は、東京キャットガーディアンシェルター日記で案内している。
レポート記事
実際の猫マンションでの暮らしぶりはこちらから。猫マンションに住んでいる人を取材した。