日本空港ビルデング(以下、「日本空港ビル」)、ロイヤルパークホテルズ アンド リゾーツ(以下、「ロイヤルパークホテルズ」)、三菱地所は3月13日、羽田空港国際線旅客ターミナル内に2014年9月末に開業する「ロイヤルパークホテル ザ 羽田」の概要について発表した。

外観イメージ

エントランスは出発ロビー内

同ホテル事業は羽田空港の国際線旅客ターミナルの拡張とともに進められているプロジェクトで、ターミナルビルに隣接するホテル棟は東京国際空港ターミナルが建築、日本空港ビルが賃借・経営、ロイヤルパークホテルズが運営を受託、三菱地所が施設計画等全体をサポートする事業スキームとなっている。

ホテルはロイヤルパークホテルズの新機軸ブランド「THEシリーズ」の、新規第4弾「ロイヤルパークホテル ザ 羽田」として、2014年9月末に開業する。「夢見る箱」をデザインコンセプトに、「THEシリーズ」の洗練された施設とサービスに加え、遊び心と楽しさをプラスしたホテル造りを進めていく。

客室(シングルルーム)イメージ

客室は全313室。デザイン・セキュリティ・調度品など、いずれもTHEシリーズ共通のこだわりが感じられる仕様となっており、プレミアムフロア・レディースフロアなども設ける。また、LIXIL、川島織物セルコン等とのコラボレーションルームも展開する。

エントランスは国際線旅客ターミナル3階出発ロビー内に位置。抜群のロケーションにあるため、ホテルから空港への移動もスムーズに行える。客室にはスーツケースのスペースを設けるなど、実用性にも配慮している。

ロビー(イメージ)

カフェ&ラウンジ(イメージ)

カフェ&ラウンジは、早朝から深夜まで営業。朝早くから深夜まで、利用者の様々なシーンに対応できるオールディ・ダイニングとなる。30名まで利用できるプライベートルームやラウンド型のバーカウンターも併設する。

保安エリアにも客室を展開

また同ホテルは、保安エリア(搭乗ゲート付近など空港内で保安検査後の旅客だけが立ち入りできる区域)に17の客室、リフレッシュルームなどを有するトランジットホテルとなる。トランジットホテルは、シンガポール・チャンギ空港、韓国・仁川空港等各国の主要空港に設けられており、日本では同ホテルが初となる。

同ホテルの宿泊予約は本年7月より受付開始予定。