近頃何かと"大人の"といったグルメ商品を見かける。「大人のきのこの山」「大人のたけのこの山」のような超定番お菓子の大人版や、「キットカット オトナの甘さ」「ポッキー 大人のミルク」といったフレーバーでの"大人バージョン"などが続々登場している。

甘さを控えめにしたり、アルコールをきかせたり。高級感や贅沢感を強く打ち出した商品で"大人の"が謳われることが多いが、江崎グリコのルー「ZEPPIN」からも"大人の"ネーミングの商品が登場した。その名は「カレーZEPPIN 大人のための甘口」(310円・税抜)だ。

「大人のための甘口」って?

え? 「大人の」なのに甘口!?

そんな風に疑問に思う人も多いだろう。ZEPPINのカレールーはほかに「中辛」「辛口ブラック」を販売しているのだが、その中でひときわ目を引く製品名だ。

2月18日に発売となった「カレーZEPPIN 大人のための甘口」

赤ワインソースやココアパウダーを加えたルーは、40種類ものスパイスを使用していながらも辛さを感じるスパイスは抑えており、そのルーの中心部には、炒めた香味野菜などを加えたデュクセルソース入りの「コクのペースト」を忍ばせている。確かにこだわり感はパッケージの説明を読んだだけでも伝わってくるのだが、いったいどんな味なんだ……。 ということで、実際につくってみることにした。具材は玉ネギや豚肉、人参といった一般的なものを使い、食材を炒めた後に水を加えて20分ほど煮込み、ルーを加える。とろみがつくまで5分ほど煮込み、完成。

「甘口カレー」といっても子供用のカレーを想像してはいけない。専門店の欧風カレーのような奥深いコクが感じられ、旨みもしっかり。本当に"大人のカレー"なのであった

出来立てのカレールーをほかほかごはんにかけて、一口パクリ。

んん! んんん!! スパイスの香りはしっかりと感じられるのに、確かに辛さは控えめ。そして、非常に強いコクが感じられる。たった30分強でつくったカレーとは思えないような奥深い味わいが印象的だ。

干しブドウのような凝縮した旨みにも通じる上品な甘みが感じられ、甘口カレーというより、よく煮込んだ専門店の欧風カレーといった感じ。まさに、贅沢な"大人のカレー"といった仕上がりだ。「カレーは激辛派」の夫も、「ホテルのルーでも買ってきたの? 」とおかわりするおいしさ。我が家では、早くも「カレーZEPPIN 大人のための甘口」リピート決定だ。