アミューズソフトは3月8日、東京・渋谷のタワーレコード渋谷店B1「CUTUP STUDIO」にて、Blu-ray『saku saku Ver.10.0/大きな分かれ道』の発売記念イベントを開催した。今回も昨年の同様、サクサカー・ぱぴいがイベントの模様を"私情たっぷりVer."でお伝えする。

渋谷タワレコでのフルメンバー参戦は今回が最初で最後(涙)

イベントには、会場キャパシティの300人を超えるサクサカー(『saku saku』を見ている人)が集結。2月10日、番組内において3月いっぱいで"アパートの屋根の上"体制が終了すること、黒幕(白井ヴィンセントの操縦士)が番組を離れること(ギフト☆矢野も離脱)が発表されたことで、しばらく番組を見ていなかったファンも会場に駆けつけていたようだ。

3月9日に黒幕へのサプライズ企画として行われたサクサカーの寄せ書き

そして、始まった渋谷タワーレコードのBlu-ray発売記念イベント。司会進行役のアミューズソフト・松田氏のアナウンスの後、出演者の黒幕(白井ヴィンセントの操縦士)、トミタ栞、ギフト☆矢野、浪人生つ、カリフォルニア米(以下、カリ米)、IKAがステージに登場した。黒幕の開口一番「俺たち、今日はピリオドの向こう側に行くぜ!」とファンへ向かって声を掛け、会場は掛け声で熱くなった。アパート住人の最初の挨拶で大きな注目を集めたのがIKA。屋根の上の住人になる前はサクサカーであったことを明かしているIKAは、人見知りゆえの照れたしぐさ、そして番組内での"画伯っぷり"が人気を呼んでいる。イベント中も、すっかりお馴染みの「トミタのIKA守り」(トミタがIKAをフォローすること)が何度も飛び出し、そのたびに大きな拍手が送られた。

黒幕&ファンの前でも青ざめることなくリラックスムードのトミタ

ギフトは恒例の「帰れコール」と大ブーイングで盛大に迎えられた

黒幕の「IKA守り」のポーズも炸裂

トークショーはまずBlu-rayの話題から。昨年と違った点について、トミタは「1年を通じて、アパート住人と打ち解けけてリラックスすることができた。映像を見ると顔色がぜんぜん違う」と笑顔で語った。また、番組ダイジェスト映像に関しては、ギフトが「好きなシーンは自分が出ているところ。逆に嫌いなシーンは後輩芸人の『ぶらっくさむらい』が登場した回」とコメント。器の小ささを存分に見せつけ、会場はブーイングが巻き起こった。さらにトークは特典映像のドラマ「時空の恋人」に言及。友情出演した松田氏に対して、トミタからは「短い時間だけどとても印象的」、黒幕からは「むしろ我々のシーンより目立ってた」など賞賛の声が上がった。

もちろん、今回もドラマの監督・脚本・音楽は黒幕が担当しているが、黒幕は脚本を書く前、やりたいことが3つあるとギフトに話していたという。1つは「トミタに血を吐かせる」ことで、黒幕は「映画みたいな医療の発達しない時代、男女の関係がよくなると突然、病が発覚するやつ」と解説した。残りの2つに関しては「クライマックスあたりのところ。他のところはどうでもいい」とカミングアウトし、トミタ&ギフト&カリ米からブーイングを受けることに。

今回は"屋根の上"体制最後のイベントということで、メンバー全員(IKAを除く)が積極的にトークしていたのが印象的