大阪市交通局は14日から、市営地下鉄御堂筋線の心斎橋駅・天王寺駅に転落防止対策員(通称「転落なくし隊」)を配置する。ホーム上を巡回して啓発活動や声かけを行い、ホームからの転落事故防止に努めるのが役目だという。
「転落なくし隊」として活動するのは、大阪市交通局の外郭団体「大阪メトロサービス」の職員。心斎橋駅と天王寺駅に2名ずつ配置される。14日は20時から両駅にてPRキャンペーンを実施。「転落なくし隊」によるホーム巡視などの活動に加え、交通局職員によるPRチラシ入りポケットティッシュの配布を行う。天王寺駅ではキャンペーンに先立ち、19時45分から「転落なくし隊」の任命式を行う。
大阪市交通局によれば、今回、「転落なくし隊」を配置する御堂筋線心斎橋駅・天王寺駅では、2014年度中に可動式ホーム柵を設置する計画があり、これが供用開始となり次第、「転落なくし隊」の活動は終了するとのこと。