全日本空輸(以下ANA)は3月1日から、有料の機内インターネット接続サービス「ANA Wi-Fi サービス」を、国際線機内において開始した。
欧米線・アジア線の一部路線で
同サービスはスマートフォンやタブレット端末を使用するため、機内でもWi-Fiを利用したいという利用者の声を受けて開始するもの。対象機材は大型機「ボーイング777-300ER」と、中型機「ボーイング767-300ER」で、全クラスで利用ができる。
同サービスの開始により、欧米線やアジア線の一部路線の上空にて、無線LAN対応スマートフォンなどを使用し、メールやFacebook・ツイッター・LINEなどのソーシャルメディアのアップデートが可能となる。また、ポータルサイトでは最新ニュースを無料で公開している。
なお、同サービスはスマートフォンやタブレット端末におけるインターネット閲覧・メール送受信・ソーシャルメディアのアップデートなどの利用を前提としており、ノート型パソコンの利用や、動画ダウンロードなどに適したサービスではないとのこと。利用料金は、5MBプラン$6(USドル)、10MBプラン$12(USドル)、20MBプラン$24(USドル)。
2014年3月1日時点での同サービス対象機材は、777-300ER型機は2機、767-300ER型機は1機。同航空は2014年度末までに、777-300ER型機19機及び767-300ER型機9機(202席仕様)の合計28機の改修を予定している。